深夜特急、タイトルだけは知っていた、本屋で見かけて面白そうだったので読んでみました。
文字拡大増補新版、2巻までしか刊行されていません、8月~9月に3~6巻が刊行されるようです。
インドからイギリスまでの旅の紀行本、1巻はスタート地点の前に立ち寄った香港・マカオ編。
若者の無計画で無謀な一人旅に強烈に惹きつけられる、宿も行先も決めず行き当たりばったり。
スマホやインターネットなどない半世紀前、1970年代の香港の混沌とした熱気が伝わってくる。
異国での旅はなんて魅力的なんだろう、世界がこんな情勢だからなおさら旅愁を掻き立てられる。
いつかコロナ禍が収まったら一度は海外に行ってみたい、香港か台湾か、アジア圏が良いな。
最近、週末は本屋に通うようになりました、読んでみたい本が多くて毎週大体2冊買って帰ります。
増え続ける文庫本用にコの字棚を買い足しました、本棚に収まるうちは紙の本を読みたい。
本のエントリーが増えてきたのでカテゴリーを新設するか思案中。
「書評」と言えるほど大層なものではない、「読書」にしようかな。
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