「フリージア」再読

昨年、ネットの書き込みで見かけたチェンソーマンのトリビア。

銃の悪魔に大量殺戮された死亡者リストの中に、漫画「フリージア」の主人公の名前があるという。
意外なところで繋がった二つの作品、先行作品へのリスペクトだと思われます。

先日、Kindle本のセールで激安だったので、すかさずまとめ買いしました。


■あらすじ
架空の近未来の日本、元軍人の叶ヒロシは、ハローワークからの推薦で仕事の面接に行くことに。
その勤務先とは「カツミ執行代理人事務所」、業務内容は「代理執行」…通称「敵討ち」。
この世界では、重大犯罪において、被害者に敵討ちの権利を認める「敵討ち法」が成立している。
殺し合いの現場に身を置くことで、壊れたままにも安定していた叶の精神は、徐々に不安定となっていく。


私の個人的な話なのですが、20代の頃、休日といえば漫画喫茶に入り浸っていました。
ネットカフェではない喫茶店の延長線上のお店、昼時になると日替わり定食を求めて勤め人でごった返す。
2時間おきにオーダーすれば良くて、モーニングの後にコーヒーをおかわりすれば4時間居られた。

三食とも漫画喫茶の日もあって、とにかく、むさぼるようにありとあらゆる漫画を読みました。
これと言って趣味もなかった当時の自分にとって、漫画喫茶は最高の娯楽だったのです。


フリージアもその頃に出会いました。

改めて読み直すと、日常の中で静かに狂う主人公とハードボイルドな世界観に強烈に惹きつけられる。
暴力と緊張の狭間で登場人物全員が崖っぷちに立っている、フリージアの世界には狂気が充満している。
作り込まれたキャラクターとシナリオ、線の粗いエログロな画風、名作だと思います。

このあと、女子攻兵へ読み進むか、未開の惑星など過去作へ遡るか思案中。
頭の中の漫喫スイッチが入ってしまった、脳が松本次郎を欲している。


Author: 煙人

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