2024-XX-XX


天空の鏡、父母ヶ浜の夕焼け。

今年一年を漢字一文字で表すなら「旅」。
写真をプレイバックしながら一年を振り返る。


1月、初日の出を撮り続けて数年、初めてだるま朝日に遭遇。
なんてドラマチックな自然現象なのだろう、と感動した。


3月、クルマを買い替える。

2月納車の予定だったが、図柄入りナンバープレートの取得で手間取り、3月にずれ込んだ。
この頃から、ハスラーで旅することを計画していた。


4月、人の気持ちなんてお構いなしに季節は廻って桜が咲く。
去る人の後ろ姿を見て深い喪失感に陥る、心にぽっかり穴が開いていた。


5月、GWを利用して香川県へ。

念願だった高屋神社の天空の鳥居に到達、日常から遠く離れた場所に身を置きたかった、どうしても。
金刀比羅宮も奥社まで参拝したし、香川ではずっと山を登っていた印象がある。


6月、インスタ用に撮ったシンエヴァの聖地巡礼ポスター雑コラ。
まだ年度末進行のアフターマスが続いていたが、少しずつ有休を消化。


8月、広島へ旅行、まさかの旅行おかわり。

年度末から続いていた仕事の目途がついたので、ちょっと浮かれていた。
しかし、この判断は正しかったと思う、行きたい場所があるのなら体力のある内に行くべきだ。


9月、ようやく猛暑が翳りを見せ始めた頃、カーナビが故障した。
結局買い替えたのだけど、旅行で出費がかさんでいたため財布に大ダメージを負った。


10月、労務関係の仕事をしていて、役所の様式変更で大混乱。

同僚の助けをかりて何とかギリギリ乗り切れたが、嵐のようなカスハラを毎日浴びて苦しんだ。
この仕事をいつまで続けるつもりなのか、今も自問している。


11月下旬、証明書の申請が加速を緩め、ようやく紅葉を撮る余裕ができた。
待ち人が現れる、一瞬だけ、激務の果ての御褒美。


12月、マクロレンズでイルミネーションに挑む。

音楽が鳴って光が回転して、始まりがあって終わりがある。
暗闇の中で光り輝くメリーゴーランドは誰かの人生のようだ。

振り返ればあっという間だった。
人生の折り返し地点は過ぎたかな、と思う。
残りの時間は、せめて心穏やかに過ごしたい。


今年旅行して気付いたこと、ホテル代をケチりすぎると良くない。
宿泊費が高騰している中で、安い宿にはやはりそれなりの理由があります。

あと当然だけど、観光シーズンは人が多すぎる、気後れするほどの人混み。
どこに行っても人の海、大行列、大渋滞、満車の駐車場、ガラガラだったコロナ禍の京都が懐かしい。

盆とGWを避けて旅行したいのは山々だけど、通常例月にまとまった休みを取る余裕がないのです。

しかし、まだまだ行きたいところはあります。
旅の候補地としては、東北や北海道に行ってみたいな~、とぼんやり考えています。
伊勢神宮にも一度はお参りしたい、現実的にはクルマで行ける無難なところ、また九州になりそうですが。

今年も色々あったけど、昨年よりは穏やかな年末を過ごせそうです。

今年の更新はこれでおしまいです。
皆様、良いお年をお迎えください。


撮影機材:ILCE-6500 | E 16-55mm F2.8 G | E 70-350mm F4.5-6.3 G OSS | FE 50mm F2.8 Macro | FE 85mm F1.8

Author: 煙人
GAMEとか写真とか買い物とか色々なことについて執筆中|漫画依存症のヤニカス事務員|村上主義者穏健派|旧約メガテニスト|Wizフリーク|黄昏の赤魔道士❅FF11復帰勢|おじさん構文検定3級|氷河期世代の週末フォトグラファー|RX100III|α6500