「METAL GEAR SOLID」シリーズの生みの親、天才ゲームデザイナー小島秀夫のエッセイ集。
昨年、満を持して発売された「DEATH STRANDING」はゲーム史に残る傑作でした。
彼の好んだ小説や映画、音楽、果ては漫画、アニメに対する情熱とその想い。
それらを通して、一体何が彼を小島秀夫たらしめているのかを知ることができます。
2013年に出版された同氏の著書を再構成し、改題されたもの。
読書カタログとしても面白かった、小島監督独特のセンスで様々な小説についてアツく綴られています。
自分の中で読書熱が再燃していることもあって、何冊か読んでみたい本が見つかりました。
<毎日、いろいろな本とすれ違う。何か引っかかる本、訴えかけてくる本、素通りしてしまう本、それぞれに違う絆がある。それを確かめていくうちに、自分にとって意味のある出会いを見つけられるようになる。自分の感性が磨けるようになるのだ。>
(小島秀夫「創作する遺伝子 僕が愛したMEMEたち」より)
日々繰り返す”選ぶ”という行為によって自分自身が形成されて行く。
私も何かとこだわるタイプなのでとても共感できるのです。
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