WHOによる緊急事態宣言が解除され、世界的なコロナ危機はひとまず終焉を迎えた。
この3年3か月とは一体何だったのか。
コロナ禍に陥った2020年を、写真をプレイバックしながら振り返る。
1月、年末から中国で変な病気が流行っているという噂があった。
この時点では、まだ新型コロナの影響は感じられず普通に生活していた。
3月、東京オリンピックの一年延期が決定。
新型コロナの影響で外国人観光客が激減して、京都の有名どころがガラガラらしい。
そんな情報を見て、職場に内緒でこっそり京都へ旅行した。
この時は人のいない京都を楽しんでいて、まだ楽観的だった。
旅行から戻った一週間後に、ある著名人がコロナで亡くなるまでは。
4月、皆マスクをつけ、他人との距離を保ち始める。
政府から外出自粛要請が出て、日常が一変してしまったことを実感する。
5月、緊急事態宣言が一旦解除。
6月、観光施設は時短営業で軒並ほぼ貸し切り状態。
人がいると珍しくてフレームに入れたくなる。
7月、ひたすら読書に耽る。
8月、安倍元総理が辞任。
9月、新しい生活様式に振り回された夏が終わる。
11月、空前の鬼滅ブーム。
巣ごもり生活の中で抑圧されていた感情が爆発した。
12月、激動の一年が終わった。
今思うと、私個人としては制限はあるものの、それほどストレスは感じていなかった。
むしろ人混みが苦手なので、出掛ける先が空いていて、よりパワフルに写真を撮れた。
自分のせいで家族や同僚が感染したら、という種類の危機感は持っていたけれど。
元々孤独な人間だからあまり影響を受けなかった、という線が濃厚。
2021年からその一年間の写真を選り抜き、日付をXX-XXとして投稿しています。
2020年は同名の投稿がありますがポートフォリオとして残しておきたくて、改めてエントリーしました。
撮影機材:ILCE-6500 | E 16-55mm F2.8 G | E 16-70mm F4 ZA OSS | E 70-350mm F4.5-6.3 G OSS | FE 85mm F1.8