Everything Everywhere All at Once


話題の映画、エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(通称エブエブ)、観てきました。

今年のアカデミー賞で作品賞をはじめ、主演女優賞、助演男優賞など7冠を受賞した作品。
助演男優賞を受賞したキー・ホイ・クァンという俳優さんの号泣スピーチを見て興味を持ちました。

「This is the American Dream!」

インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説やグーニーズで子役を演じた方で、今見ても昔の面影があります。
当時すごい人気だったので、おそらく40代以上の人なら、あの時の少年か!と分かるはず。
カンフーアクションのシーンではジャッキー・チェンと見紛うキレキレの動きでした。


映画の感想としては、思っていた以上に難解だったな、という印象です。
ピンチに陥った中年女性が、別の世界線の自分の能力を引き出して戦う、ざっくり書くとそんな感じ。

別の世界線、人生において違う選択をしていた場合の未来が、無数に枝分かれしている。
アニメやゲームではお馴染みの設定なのだけど、ハリウッド流だと多元宇宙(マルチバース)と言うらしい。
そんなSF映画の中に、カンフー、コメディ、家族愛、ポリコレ、あらゆるものが詰め込められている。

テーマは共感できるし、キャストや映像も素晴らしい、文句があるわけではないのだけど・・・。

吹替版ならもっと楽しめたのではないだろうか、と感じました。
英語と中国語が入り混じったコミカルで軽快なやりとりも、字幕を読むので精一杯だったのですよね。
字幕は流し読みでも、感動して泣けたりはするのですけど。

エブエブを最高レベルで楽しめなかった自分の英語力のなさが悲しい。
こうなったら、英語が喋れる別宇宙の自分にバースジャンプするしかない!

それはさておき、映画鑑賞後、トロフィーがアレにしか見えなくなった人は少なくないと思う。

Author: 煙人

GAMEとか写真とか買い物とか色々なことについて執筆中|漫画依存症のヤニカス事務員|村上主義者穏健派|旧約メガテニスト|Wizフリーク|黄昏の赤魔道士◎FF11復帰勢|おじさん構文検定3級|氷河期世代の週末フォトグラファー|RX100III|α6500

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