ゴールデンウィークに観たいと思っていた映画「アマチュア」、ようやく鑑賞できたので感想など。
妻を殺害されたCIA分析官が復讐のため、殺し屋に転身するというお話。
戦闘スキルはゼロだけど、ITスキルをフル活用してミッションをこなしていく。
ラミ・マレックがガリガリに痩せていて、非力で温厚な分析官にハマり役だった。
久しぶりにスパイ映画を見たけど、監視カメラや遠隔操作、情報戦が主体なところに時代を感じた。
この映画だからこそか?最初こそためらいがあったものの粛々とミションをこなしていく主人公。
ITスキルを駆使して敵を倒す姿は、もはやプロフェッショナルと言っても過言ではない。
あまりにも卒なくこなすので、ご都合主義的な展開に多少見えた、そんな上手くいくかい!という。
映画のカテゴリーがサスペンスの表記だったので、実は妻が生きていた、という展開も深読みした。
そういう奇抜などんでん返しはなかったが、純粋なエンタメとして充分に楽しい映画だった。
圧倒的アウェーであっても、自分の得意分野に引き込んで戦え。
それがこの映画の教訓かもしれない。
インクワラインの女優さん、見覚えがある、と思ったけど出演作は見たことがない。
本作の実質的なヒロイン、最近どこかでみたような気がするのだけど、どこで見た・・・?
昼上映がなかったので夜に入ったのだけど、ガラガラでした。
おかげでスクリーン中央のど真ん中の席に座れました、ほぼ貸し切り状態で快適だった。
休日の夜にデカいスクリーンで映画を観れる幸せ。
我ながらゴールデンウィークを満喫しているな、と思う。