深夜特急の3巻、連休中ということもあり、じっくり読めました。
シンガポールから一旦バンコクに戻り、旅客機でカルカッタへ飛立つ。
旅の当初の出発地であったインド入り、深夜特急を読み始めて、密かに楽しみにしていたパートです。
これまでと同様、目的地を決めるでもなく、風の吹くまま気の向くまま、自由にインドを放浪する。
3巻ではチャイという飲み物が頻繁に登場します、インドでよく飲まれているミルクティー。
そして、チャイという文字が躍る度に、スターバックスのチャイティーラテが無性に飲みたくなる。
読み終わるまで3回くらいスタバに行きました、糖分も補給できるし、読書向きの飲み物だと思う。
今まで立ち寄った国とは異なり、インドにはカースト(身分制度)があって、それは悲惨なものだった。
著者はインドの深部へと降りてゆく、これが観光の旅ではないのだと改めて思いだした。
そして、混迷を極める中、ようやく出発地点であるデリーへ到着する。
猿岩石のヒッチハイク旅を見ていた頃、ぼんやりとインドに憧れを抱いていました。
ガンジス川で沐浴をする度胸はないけれど、一度は訪れてみたい場所のひとつ。
そう言えば、電波少年の企画もユーラシア大陸横断がテーマだった。
今思うと、どこかで深夜特急の影響を受けていたのかもしれない。