下道を使い片道およそ300km、所要時間は7時間ほど。
休憩は十分にとりましたが、いやぁ、これはかなり堪えました。
10年前にZで来た時は高速を使って片道3時間の日帰り旅行でしたからね。
ビューンとあっという間だった、Zはとんでもない運動性能だったのだな、と改めて思う。
稲佐の浜の夕日が撮れたので、今回の旅の目的は達しました。
しかし、ここまで来て出雲大社へお参りしない理由はない。
2日目はたっぷり時間をとって参拝してきました。
参拝する前に祓社で手を合わせ、身を清める。
松の参道は中央が通行禁止になっていた、松の保護の為だそうです。
手水舎の傍の切り株を見るとハート形の石が並べられている。
これは縁結び的な儀式か何かだろうか。
御朱印は金曜日に貰っておいて正解でした。
土曜日は朝から大行列が出来ていた。
時間はたっぷりあるのでのんびり境内を散策。
オオクニヌシのご先祖さま、スサノオが祀られている素鵞社。
本殿は神域なので普段は入れない、警備の方が立っています。
背面から屋根だけ見ることができます、形が独特ですね。
フォトジェニックな因幡の白ウサギ、ご本殿に手を合わせています。
出雲の国譲り神話。
稲佐の浜にアマテラスの使いが現れ、オオクニヌシに国譲りを迫ったという。
海の向こうからやって来るということは渡来人か?スサノオが渡来人だったという説もあります。
実際は武力衝突があったのだろうな、古事記の単行本を読みながら神話の時代に思いを馳せる。
最後は出雲大社のシンボル的な神楽殿の大注連縄を拝観。
昼食は田中屋さんで割子蕎麦を頂きました。
三色割子蕎麦、美味しゅうございました、蕎麦を食べると体が浄化されるような気がする。
ご縁横丁、雰囲気が良い。
勢溜の前にスタバができていて、この一角がとても現代的になっていた。
スタバ、えすこ(縁結びのお土産屋さん)、田中屋さん、という並び。
おそばを頂いた後、えすこさんでお土産を調達しました。
昼から車を走らせて出西窯へ、出雲大社から30分くらい。
焼き物のお土産を頼まれていたのです。
青いお皿に一目ぼれしました、それと一輪挿し、自分用の湯飲みを購入。
窯元価格でお買い得、沢山買ってしまった。
夕方は日御碕を攻める、曲がりくねったすごい道でした。
日没まで待ったけど残念ながら夕焼けは出なかった。
夕食は日御碕で海鮮丼にしようかな~、と考えながら一服していたらお店が閉まってしまった。
天気も悪かったですからね、まぁこんな日もあるさ。
出雲市駅前に戻る。
初日は雨だったのでホテルに隣接している居酒屋で一杯ひっかけました。
2日目の夜は寒かったけど、せっかくなので出雲市駅前をぶらぶら歩いてみる。
しかし連休初日の土曜の夜ということでどこも満席、参ったねこれは。
運良くお蕎麦屋さんに席が空いていて刺身定食を頂きました、イカが美味かったなぁ。
狭いながらもビジネスホテルは中々快適でした。
持って行ったInspironが大活躍してくれた、13インチでも十分だな。
最終日は駅でお土産を買って帰路へ。
帰り道で寄った海水浴場、名前は分からないけど景色がキレイで思わず車を停めてしまった。
日本海の迫力は圧倒されます、海流の影響か漂着物も多いけど海の色が違う。
運転は大変でしたが、のんびり下道も楽しかったな。
生活から離れたところに身を置くことは強力なリフレッシュ効果がある。
非日常の世界があるから日常にハリが出るのだよなぁ、と、つくづく思う今日この頃。